呼吸から始まるマインドフルな毎日

24時間戦う時代に、24時間戦えるサラリーマンやってました。
サムサラです。

さすがに最近はサブロク協定なるもののおかげで非人道的な残業はないし、それどころか見込み残業30時間を超えることもなく、なんならたまに「残業ゼロ」の月もあるくらい素敵な労働環境です。

ですが、IT業界でイケイケな(イメージのある)すごくスピード感のあるお客様先で仕事をしていると、追い立てられるように仕事をすることになることもあります。

何年か前、私がインフラのお仕事をしていたときのこと。

インフラのお仕事自体が初めてで、経験も知識もないままただ必死で仕事をしてました。身体も心もへとへとで、いつもなにかしらのプレッシャーを抱えながら仕事していて、ふと、自分の呼吸が浅くなっていることに気づきました。

それに気づいてから、毎朝毎晩の座禅やヨガを日課にすることにして、なんとか自分らしさを取り戻した。

呼吸が浅くなっているときの私はすごくせっぱつまっていて。頭も心もぎっちぎちになっていて、まったく遊びのない状態。ギシギシと音を立てながら動く金属機械のようで。

座禅やヨガで呼吸を意識することで、そこに油をさしていくような感じ。

するすると解けてきて、自分自身に遊びができたというか。

それ以来、自分に余裕がないなと感じるときはヨガや座禅をやることにしています。呼吸に集中して、「吐く」「吸う」「吐く」「吸う」を観察しているだけで、自分が整ってくると感じられるからです。

私の「あそび」がなくなっているときというのは、決まって先のこと先のことを気にして気が焦っていることがほとんど。

自分自身の呼吸を観察することで「いまここ」を取り戻せるのだろうと思っています。