「旅とアートとシンプルライフ」を掲げておいて、宇野昌磨記事ばかり書いている自分に気づきました。
どうも、サムサラです。
このサイトを立ち上げたときに思っていたことは、自分自身の思うところの「シンプルライフ」「マインドフルネス」を言語化しておきたいなあということ。
もともと、ワケわからないくらいの量のモノにあふれていた45平米1LDK生活をしていたんですが、どうしても毎日歌の練習がしたくて。18平米1K生活に変えなくちゃいけなくなり。必要に迫られて断捨離を始めたのです。
それで「シンプルライフ」に興味を持つようになりました。
デジタル化はモノを減らせるが、アナログな習慣は捨てられない
手元にあった本は、1冊残らずブックオフに送りました。意味もなく大量に保存してあった過去の手帳は全部処分しました。
ほんとうに手元に残しておきたい手帳やノートは、写真に撮ってデジタル保存。evernoteにタグ付きでアップしてあるから、必要なときに見返すこともできるし、不要だと思えばゴミ箱に入れればいい。
写真も同じ。デジタル化して保存。
読み返したい本はkindleで購入しなおして、紙は手放す。
とにかく、物理的に自分のそばにあるものを徹底的に少なくする必要があったので、デジタルを大いに活用しました。
それでもどうしても手放さなかったものは「手書き」の習慣でした。
私は、頭の中を整理するときにはパソコンではなくて手書きをします。自由にふきだしをつけて追記したり、あっちこっちに節操なく追記していく癖があるので、パソコンでやるよりもノートに手書きが一番しっくりくるのです。
もちろんパソコンでそれをやる方法も考えました。マインドマップもたまに使いますが、でもやっぱり、手書きが一番「気持ちいい」んですよ。
頭の中をそのまま出力しているような感じ。パソコンのほうがタイピングが速いから楽といえば楽なんですけど、さっきも書いたとおり、あっちこっち縦横無尽に書きたい。パソコンではそれがどうも難しい。
何にも邪魔されずに、頭の中をそのまま出力できる
だから「手書き」という習慣は捨てないことにしました。
普段遣いのトラベラーズノート
子どもの頃から文房具が大好きで。ノートや筆記具には特に強いこだわりがあります。
大学時代は「外国語学部」の学生らしく、3穴リングノート(アメリカ製)や4穴リングノート(フランス製)を愛用。その後、MOLESKINEみたいな定番どころはもちろん使ってみました。ツバメノート、ロルバーン、LIFE、nanukなど、ほんとうにいろいろ使ってみて、それぞれの良いところもわかっているつもりだし、それぞれに大好きなんだけど。
いまはトラベラーズノートを使っています。
実は私、トラベラーズノートを手に入れてからしばらくまったく使いこなせず。一度手放しました。メルカリで売りました。
「ああ、私には向いていないんだな」と思って手放したものの、なんとなくその後も気になり続けました。
もともと旅行用に買ったトラベラーズノートだったので、無地のリフィルに旅の予定や行程を書き出したりとかはたまにしていたんですよ。ひとり旅の計画立てたりとか、電車の旅(18きっぱーです)の細かい予定表書いたりとか、そういうのはやってました。トラベラーズノートの革のカバーを手放してからも。
「ずっとやりたかったことを、やりなさい」という本があるんですが、そこで推奨されている「モーニングページ」というのをやる習慣もあって。それはまた別のノートでやっていたのだけど、旅行中に何冊も持ち歩くの面倒だなーとも感じていて(その頃は月に1回は旅に出ていました)
そんなこんなで何冊ものノートを並行で毎日使っていて、まとめたいけどまとめられない、1冊にしたいのはしたいんだけど、なんかしっくりこない、というような状態になっていました。
あるとき、「バレットジャーナル」なるものの存在を知りまして。
バレットジャーナル公式で推してるノートもあるんですが、どうも私はそれがピンと来なくて。トラベラーズノートの方眼リフィルを試しに使ってみたら、なんともすごくしっくりきて。それ以来、トラベラーズノートをずっと使っています。カバーはオリーブ。限定色のオリーブです。
いまは3冊のリフィルをセットしています。
- 旅用リフィル
- 自由帳(モーニングページもこれを使う)
- バレットジャーナル(のようなもの)
の3冊。
もともとのバレットジャーナルは、なんでもかんでも1冊にまとめましょうというスタンスですが、私は分けています。バレットジャーナルを知った経緯から、そうなったというかんじです。
わたしがやっているバレットジャーナルについては、また機会をあらためて書いてみようと思います☆
手書きの癒し効果
手書きは「手書き」という行為そのものに癒し効果があるような気がします。
タイプするのとは違って、ちゃんと手を使っている実感があるというか。実際に脳科学的になにかしら違いはあるようですが(私は詳しく知りません)、手書きとタイピングでは脳の使われ方がぜんぜん違うんですってね。
私自身、なにか頭がパンパンになっているようなときにはひたすら書きます。とりとめもなく、思いついたことをずらずらと。そうすることで「頭の中がパンパンだ!」という自分の意識がまず薄れてくるのと、手書きすること自体が「いまここ」に集中する行為なのか、ものすごく気持ち良いフロー状態(のようなもの)になれるのです。
たぶん、座禅や瞑想に近い行為なんです。わたしにとって。
というわけで、朝と夜は必ず。
あとは昼間も必要に応じて、手書きでばんばん書き続ける生活をしています。