2019年6月にフィギュアスケートをはじめました、サムサラです。
スケート教室のレッスンを受ける前に、スケート靴を購入した私。その靴もブレードもぜんぜん問題なく使えていますが、もう一足、靴を購入しました。
なぜもう一足買ったの?
メインで使っているのはリスポートのRF3 Pro+コロネーションエース。靴はまだぜんぜんヘタってきていないし、ブレードの研磨は頻繁にしているけどまだまだ大丈夫。
それでももう一足購入したのは、いま使っているスケート靴になにかあって修理に出したり買い替えたりしなくちゃいけないとき、練習できなくなるのが嫌だなと思って。
リンクの先輩スケーターからブレードが割れたことがあるという話を聞きまして。まだ買ってそれほど経っていない頃だったけど、靴底部分とブレードのつなぎ目の部分にヒビが入って買い替えになったとか。
買い替えするとなると、お店に行ったり、場合によっては取り寄せで何日も待ったりが必要になる。その間、練習ができない。せっかく毎日滑れるライフスタイルになったのに、スケート靴がなくて滑れないなんて困る。なんか時間がもったいない。
というわけで、もしものときのためのサブの靴を用意しておこうと思いました。
とはいえ、また8万円の出費は正直お財布に大打撃。今使っているブレードが研磨できなくなったら上級ブレードに変えたいとたくらんでいる私にとって、出番があるかどうかもわからないサブ靴に8万円は痛い。
というわけで、フリマサイトですよ。
中古のスケート靴はダメだとか中古のブレードはダメだとかいう話はもちろん知っています。もともと使っていた人の癖にあわせて靴が変形してしまっていたり、ブレードが変形してしまっていたりすることもあるから。
でも、メインで使うわけじゃないし、メインの靴になにかあったときの修理の間や買い替えの間しか使わない前提なので。もうここは割り切りました。
私、基本的に中古品がとても苦手です。いつも新品しか買いません。ですけど、今回はあえて中古品に挑戦してみることにしました。心理的にやっぱりダメだったらフリマサイトに出品すればいいかなって。
スケート靴をフリマサイトで購入
せっかくなので、気になっていたEDEAを試してみたいなと、EDEAの靴を検索。ありましたありました。
初心者向けの靴としてはOvertureあたりが妥当なのかもしれませんが、ここはあえて、Overtureよりも硬いChorus狙い。というのも、今のメイン靴がダメになったときの買い替え候補としてChorusもちょっと気になっているから。
でも、EDEAは足に合わない人もけっこういると聞くし、耐久性があまり良くないとも聞くし・・と、いきなり新品を買う勇気はないわけです。
サブですから。いちかばちかで中古を買ってみて、合わなければそれならそれで、という冒険だってできます 笑
私は足のサイズがすごく小さくて。オーダーメイドの靴屋さんで計測してもらったら、7センチヒールのパンプスのサイズが22cmなんです。10センチヒールのパンプスは少し余裕を持たせて22.5cm。
お子様サイズなんです。足が。
22cmとか22.5cmだと小学生のフィギュアスケート選手がサイズアウトしてしまったスケート靴がけっこう出品されています。ほとんどが履きつぶしてしまって足首も折れてしまっているようなものなんですが、中には「娘には合わなくて3回しか履いていません」とか「3週間でサイズアウトしてしまいました・・」みたいな掘り出し物があったりします。お母様、心中お察しします・・。
私が見つけたのは、3ヶ月弱でサイズアウトしてしまったというもの。足首部分に折れもなくベロもきれい。ランジの練習をしまくったのか靴の表面は内側が大きく剥がれてしまっていますが、専用の白クリーム(ペンキみたいなやつ)で補修もされていて見た目はとてもきれい、靴紐は新品に交換済み。中敷きは未使用。なにより、写真を見ただけでこの靴を丁寧に扱っていたことがわかる。
定価は46000円くらいなのですが、4500円で出品されていました。即購入しました。
私がいま履いている靴は235(22.5センチ)のC幅。前から、実はもう1サイズ小さいものでも良いんじゃないか?とか、少し幅の狭いB幅のほうが良いんじゃないか?とちょっと気になっていて。購入したEDEAは235のB幅。EDEAとリスポートはまったく同じではないけど、参考までにB幅を試してもいいかなとも思いました。もし小さければコブ出しすれば履けるし。
というわけで、靴は「気になっていたEDEAのChorus」「気になっていたB幅」という選択になりました。
まあでも、次のメイン靴はリスポートのRoyal ProかRoyal Eliteにすると思いますけどね 笑
ブレードもフリマサイトで購入
思わずパターン99(上級ブレード)を試してみたい誘惑に駆られたんですが、あくまでもサブ、メインと同じブレードを付けなければ滑れないでしょ?ってことで、コロネーションエースを検索してみました。
使用半年、研磨を1度もしていないというものが4000円で出品されているのを見つけたんですが、コメント欄で質問してもお返事がこない。ので、購入見送り。
使用半年、研磨5回のブレードを3500円で購入しました。
そして届いた
靴はイメージどおり、ちゃんと大事にされてきた感じがしました。靴紐が交換済みなのが大きいと思いますが、嫌な中古感がないです。紐が薄汚れてると、それだけで一気に中古感ありますからね…。(メイン靴の紐も変えたくなってきた)
履いてみたら、EDEAは中がふっかふかでした笑
B幅は指の付け根の一番広いところがC幅と1センチくらい違うので、少し窮屈には感じました。左足はギリセーフかもしれないけど、ひょっとしたら小指が痛くなるかも。少し当たってる感じがします。右足はC幅でも小指が当たるのでコブ出し必須です。
B幅ちょっと自信なかったけど、なんとか行けそうです。あまりにコブ出しが必要だったら、私はやっぱりC幅なんだなということですね。滑り出してからしかわからないけど。
ブレードも綺麗でした。靴と接していた側もそこそこ綺麗で、エッジにサビはなく。物によっては出品写真のあの画質でも「え?」って思うようなサビサビのものがあったりするのですけど、これは綺麗でした。
ブレード取り付けと準備もろもろ
靴とブレードで8000円。本当は靴とブレードは取り付け済みの12000円〜15000円くらいのモノを購入した方が安上がりなこともあります。
ショップで新品を購入すれば取り付け費用は発生しませんが、他で購入したものを持ち込みすれば、取付費用が発生することがあります。
私の場合、もしブレード取り付け済みの靴を購入したとしても左足のブレード位置を変更するために結局お金がかかる。だから靴とブレードをバラバラで購入して取り付け費用を払っても同じかなと思いました。なので、靴とブレードをバラバラで探しました。
さて、そのブレードの取り付けですが。
意外にも、取り付け自体はネジ代だけでした。いまいち工賃の体系がよくわからないのですが・・リンクそばのショップ(いつもお世話になっているところではない)はそういう感じでした。
研磨もお願いしました。購入したブレードがいつ研磨されたものかもわかりませんし、一度研磨しておくほうが安全だと判断しました。研磨代は2000円。
というわけで、靴本体+ブレード+準備費用で合計11000円でした。
滑ってみた
自分のリスポートの靴でしっかり練習をし、もう帰ってもいいかなというくらいのタイミングで、購入した靴を履いて滑ってみました。
もうね、氷の上に立った瞬間「あ、リスポートとぜんぜん違うわ」となりました。なんというか、ぜんぜん前に進まないw
EDEAのほうがかかとが高いので、ブレードの乗り位置が変わってしまうことはわかっていました。でもまさか、前に進まないくらい乗り位置が合わなくなるとは(私の場合、です)
普通にひょうたんで前進することもままならず、ストロークもちょっと難しそうだなと。体重が全部ブレードの前の方になってしまっているのです。
この日は膝が痛かったので、無理せずすぐにリンクからあがって退散。もう一度くらいは試してみたい気持ちもありますが、「メインの靴に万一の事態が起こったときのサブ」としての役割は担えそうにないなと思いました。
やっぱりメーカーは揃えないといけなかったか・・
EDEA履いてみたかったんだけどな・・・
というわけで、このサブ靴の出番はなさそうです 笑
欲しい人がいれば11000円でゆずろうと思いますが、EDEAは見た目がけっこう好きなので、観賞用にしばらくは手元にあると思います。