大人のフィギュアスケート、成長記録(11ヶ月目・2020/04)

2019年6月に43歳でフィギュアスケートを始めて11ヶ月が経過しました。サムサラです。

まあ、まだ4月も終わってないタイミングになんで記事がアップされてるのかって、ご想像のとおりです。私が住む東京都に、コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言が発出されました。それに伴い、私のホームリンクもついに営業中止になりました。

思えば、3月のスケート教室休講が決まって、その後の一般滑走中止の状態でも毎日滑れていたこと自体がありがたいことでした。クラブ員と少しの大人スケーターしかいないリンクで、これでもかと密度の高い練習ができました。

少ないときでは20人くらい。「貸切練習ですか?」くらいのリンクで思う存分練習でき、個人レッスンのときも先生と「すごいやりやすい!なんでもやり放題!」とテンション高めに滑っていたわけですが。

5/6まで営業中止。いつリンクが再開するのかは情勢次第なので、いまはまだわかりません。

いまの私ができることは、運動不足にならないようにウォーキングやランニングで身体を動かしておくこと。そして、時間がたっぷりある今だからやっておきたい筋トレ・柔軟・ダンスレッスン(YouTubeとか見ながらね!)あたりに全力投球します。体幹も鍛えておいたらリンク再開後きっと楽になるだろうし。

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大人のフィギュアスケートのはじめかた(総集編)

1ヶ月の練習時間

  • 週1回のクラスレッスン(60分)0回(すべて休講)
  • 個人レッスン20分 1回
  • 自主練 9日

トータル:9日、20時間(累積:448時間)

なんだかんだ言って、9日滑れました。4月に入ってからクラブ員のレッスンの時間がずれたのか、極端に人が少ない中で贅沢に練習できました。

たかだか1時間半だけど、本当に貴重な1時間半だなあと思います。もっと上手に使い切れるように、リンク再開したら内容を見直していきたいなと思います。

恐怖の壁は乗り越えるためにある

大人のフィギュアスケートには絶対につきものの「恐怖感」

まあなにせ怖いわけです。なにかしら新しいことを習得しようとするたびに怖いです。個人レッスンのときに怖い怖い言いすぎでうるさいだろうなって思います、先生ごめんなさい。だって怖いんです。

でも、この恐怖って克服できるってことはこれまでの経験で知っていて。最初はバックで滑ること自体が恐怖だったのが、何度も何度もバックで滑る練習をしているうちにその恐怖感は薄れていったし。

初めてバックのクロスロールの練習をしたときだって、後ろにすてーん!と行くんじゃないかという恐怖で「こんなの無理」って思ったけど。ゆっくり丁寧にガニ股で後ろに歩く練習を続けていくうちに、いつのまにか少しずつ後ろに滑れるようになって、いつのまにかクロスロールもできるようになったし。

フォアの片足滑走でフリーレッグを前に出したら後ろにすてーん!って行きそうで恐怖しかない、って先生に言ったら「慣れます(キリ」と言われて、ほんとかよ〜と思いながら毎回フリーレッグを前に出して滑る練習をしていたら、3回くらいで怖くなくなったし。

怖いからって練習しなかったら当然できるようになんかならないし、恐怖だって乗り越えられない。でも、無理しない程度にそーっと練習を続けてみると、いつのまにか怖さは薄らいでいくし、できるようになってくるんですよ。それを、私はこの1年弱で何度も経験しました。

つい最近ではバックのスリーターンが恐怖で。「こわこわこわ!」って言いながら個人レッスンで初めてスリーターンに挑戦し、先生に「ひねって!前むいて!顔!肩甲骨!!」と次々言われて、私は深く考えずにそのとおりにやってみたらそのレッスンのうちに左右/イン・アウト4通り全部ターンできるようになって。最初怖かったのに、先生の言うことだけに気をつけていたら、やっているうちに怖さはなくなって。

問題はそのあとの自主練。次の日、やっぱり怖いんです。怖さが勝って練習サボろうとしてしまった。でもそれではいつまでも怖いし、いつまでもできるようにならない。だから、両足のターンを何度も練習しました。フォアのときにやったように、両足ターンで怖さが取れてから片足にトライすることにしました。

最初は片足にしたとたん腰が引けて前傾になってしまって、ターンの軸がブレてうまく行かなくて何度も転びそうになりました。軸がぶれたらターンなんて絶対できない。だから、バックで滑るときの姿勢を気をつけて、しっかり身体を捻って、ターンをする、基本に忠実に何度もトライ。怖いです。怖いけど、ある程度のスピードがなければ余計に身体はグラグラしてしまうから、少しだけスピード出して何度もトライ。

そしたら、急に目覚める瞬間があって。その日はバックのスリーターンが思うように何度もできるようになりました。怖さもなくて。なんかもう、感動。

調子に乗ってダブルスリーにも挑戦。「まだ早いかな?」と思ったけど、いまこの調子の良いときに挑戦しなかったら次はいつなの?って自分でも思ったし。新しいことを習得することについ尻込みしてしまう私だからこそ、いまやっておこうと思ってトライしてみました。一発目からできました。フォアインからもフォアアウトからも。もう、ほんとに感動。。

次の日はまた恐怖との戦いから始まったバックスリーですが、一度うまくいったっていう事実があるから、「やればできる」って気持ちも強くて。それ以来、うまくなったり下手になったりを繰り返しながら、少しずつ前進しています。たぶんこれって、今後も何度も経験することなんだろうなって思います。

大人なんで、ケガだけには気をつけないといけない。だから無理はしません。でも、少しだけ勇気を出すことは、これからも続けようと思います。

バッチテスト初級のクロスがスピード出過ぎる件について

個人レッスンのとき人が少なくて円のクロスの練習し放題な状態だったので、初級受験に向けてクロスも練習しました。初級のあののんびりした曲に合わせて、フォアのクロスから。

「意外に速い!!」って思わず言っちゃいましたよね・・。「みんなそう言うんですよ〜w」と先生。違います、「はやい」のはテンポじゃなくてスピード(涙)

いままで、他の人が初級の練習をしている個人レッスンはけっこうガン見してました。自分もいつかやらないといけないわけだし。そのとき、そんなにスピード出てるように見えなかったから安心していたんですが、どうやら私はふつうに足を置くだけでけっこうスピードが出てしまうようで。「良いところに乗れてる証拠です☆」と先生にほめられたけど、こっちはそれどころじゃないくらいには必死です。

なにが怖いって、スピードそのものではなくて遠心力。気を抜いたら円の外にふっとばされて誰かを巻き込んで転んでしまいそうで怖くて。一瞬たりとも気を抜かずにすごい形相で滑る私。クロスってそんなに余裕ないものだったっけ?

先輩スケーターいわく「初級のクロスは足を置くだけで大丈夫だよ〜」ってことだったんですが、「氷をしっかり押して!」と煽られ、しっかり押せばしっかりスピードが出てしまうのでさらに怖い 笑

またこの恐怖と闘うのか、私・・

うまくなる方法も恐怖心を克服する方法も練習あるのみなので、外周でクロスを練習する方法を先生に教えてもらって次の日から延々その練習してます。外にふっとばされそうになりながら。

ひとつだけ問題がありまして。クロスでスピードが出るのは良いことなのでレッスンでは褒められたんですが、そのスピードからT字ストップで止まれる自信がない。もちろん練習はするけど、けっこうなスピードが出ているので、ほんとに止まれるようになるか微妙。というわけで、最悪はイの字ストップで行きましょうということになりました。誰よりも美しくイの字ストップできるように鍛錬します・・。でもたぶん先生は妥協しないと思うからT字ストップ練習します。私もT字でかっこよく止まりたい。

軸ってだいじ

半年くらい前だったか、レッスンのときに先生が「フィギュアスケートは軸のスポーツです」って話してくれたことがあって。なにを滑るんでも、軸が存在すると。スピンやジャンプだけでなく。なにを滑るのにも。それが、最近実感としてわかってきました。

スリーターン+クロスを滑るとき、あるいはビハインドクロス+モホークを滑るとき、最初私の上半身はブレブレで、振り回されまくってて、次のアクションがなかなか取りづらい状態になってしまってました。

2月のレッスンのときに先生が見せてくれたお手本は上半身がまったくブレない。「上半身がブレないように滑ってくださいね」ってそのとき言われて、「なるほど、上半身がブレないようにするのね」ってそのときは受け止めたんですが、最近になって「あ、これが先生の言ってた軸か」ってなりました。やっとピンときました。

その後、自分で練習を続けながら軸を意識してはいるものの、なかなか安定はしていない状態です。体幹の問題もあるだろうし、身体の使い方がまだピンと来ていないのかもしれないし。それでも、練習してきたぶんだけ少し安定はしてきているので、「軸」を意識しながら試行錯誤してみています。

この「軸」って、滑る姿の美しさにもすごい影響あると思っています。上手な大人スケーターとそうでもない大人スケーターとの差って、これなんじゃないかなって。だったら私は美しく滑りたいから軸に気をつけようー、って感じです。

上手な人をガン見して真似をしてみる

上手な人がいるんです。ほんとうに美しく滑るんです。セミサークルの美しさったらもう!!!!ほんとうに!!!!!めちゃめちゃ美しいんです!!!!!

その方、最近平日の夜の時間帯にもよく練習に来られていたので、とにかくガン見しました。私となにが違うのかなって考えながらガン見。

それで気づいたのが、やっぱ姿勢だなと。で、その姿勢の美しさって、ただ美しいだけじゃなくて、荷重の位置の正しさにもつながってるんだろうなって気がしてきました。

それで、マネをしてみました。姿勢も滑り方も、なにもかも見様見真似でセミサークルの練習。そしたら、なんかうまくいくんです 笑

他の先輩スケーターも実はこっそり真似していると言っていて、「彼女が滑る姿をガン見してから練習すると、なんかうまくいくんだよね〜」と。やっぱりそうですか!私もそうなんですよ!

ということで、ガン見しては真似してみることを続けています。ただ真似するだけだと彼女がいないときに再現性がキープできないので、「なぜ」の部分に気をつけながら真似しています。

それで私なりに出たひとつの結論が、やっぱり「軸」でした。セミサークルのとき、軸は常にまっすぐ。上から吊られているような感じで、スケーティングレッグは氷をまっすぐ下に押して、上半身は上に引っ張られているような感じでまっすぐ上に伸びていて。ターンで身体をひねるときも、軸を中心に身体を捻っている。これを意識すると、なんか自分の滑りも変わる気がします。

この、「上下に引っ張る」ってのが「体幹」ってやつなのかもしれないなと、うっすら思っています。レッスンのとき先生と体幹について話していたら出てきた「下半身は下向き、上半身は上向きに」みたいな説明がいまいちわかっていなかったのだけど、これなのかなって気がします。

「軸」と「体幹」。
しばらくはこのへんを意識しながら練習してみようかなって思います。

11ヶ月経過した私のレベルは?

残念ながら、4月11日以降はリンク休業。それでも、十分すぎるくらいに自分の成長は感じられたなあと思いました。「あわよくば」と今月の目標に立てていたダブルスリーターン、まだぜんぜん美しくないけどそれなりにそれっぽいことができたのが大収穫でした。こんなにすぐにこのときが訪れるとは思わなかった。

リンク休業中に、時間があるからこそ取り組める自主トレがんばって。リンク再開したらまた練習に励もうと思います。

できるようになったこと

なんとなく「あれ、できたかな?」と実感できることが何回かあったものを記載しています。今後もブラッシュアップは当然必要です。

  • ダブルスリーターン(FI→BO、FO→BI)

練習中

  • ブラケット(フォア→バック)
  • 両足スピン
  • フォアアウトスリー+クロス+ビハインドクロス+モホークのセット

習ったけど練習していない

  • なし

できること

なんとなくそれなりに形になってきたものを記載。
もちろんですが、ブラッシュアップはまだまだ必要なものばかりです。

  • ひょうたん(フォア、バック)
  • 両足スネーク(フォア、バック)
  • ストローク(フォア、バック)
  • 片足滑走(フォア、バック)
  • 片足スネーク ショートサイド(フォア、バック)
  • 片足スネークでロングサイド(フォアのみ)
  • クロスロール(フォアフロント・バックビハインド)
  • クロス+チェンジエッジ(フォアビハインドクロス、バックフロントクロス)
  • クロスオーバー(フォア、バック)
  • 両足スリーターン(フォア、バック)
  • スリーターン(FO, FI, BO, BI)
  • ダブルスリーターン(FI→BO、FO→BI)
  • オープンモホーク(FI)
  • ストップ(イの字、ハの字、逆T字)
  • セミサークル(FO, FI, BO, BI)

来月の目標

まずは、無事にリンクが再開できるのかっていう問題はありますが。無事に再開すると仮定して。

4週間のブランクがどれほどのものかわかりませんが、練習再開した最初はよちよちしていたとしても、わりとあっさりと元の通り滑れるようになるような気がしています。

毎月書いていますが、とにかく基礎をしっかり。フォア/バックそれぞれのインサイドアウトサイドにしっかり乗って滑れるように。骨盤の向きや位置が正しい状態で滑れるように。それを徹底して滑るようにしたら、元通りにすぐ戻れる気がするんですよ。なんとなくですけど。

そして、初級合格に向けた練習と、スリーターン、モホークのセットが軸をしっかり持った状態で滑れるように。また地味な練習の毎日を積み重ねたいなと思います。

いまさらだけど、地味な練習を淡々と続けられる毎日って本当に幸せだったと思います。早くコロナウイルスが収束しますように。。

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大人のフィギュアスケートのはじめかた(総集編)