大人のフィギュアスケート体験レッスン。2日間の短期教室に行ってきた。

10連休をいかがお過ごしでしょうか。

「平成最後の〜」みたいなのは好きではないので、極力テレビを見ない生活をしておりました、サムサラです。

さて。

フィギュアスケート始めたくなったので、まずは10連休の前半で2日間の短期教室に行ってきました。

短期教室になぜ入ったか

人によっては「短期教室に参加してみて、それからスケートのレッスンを受けるかどうか考える」みたいな方もいると思います。私の場合、大人のフィギュアスケート教室に通うのはもう決定事項なので、短期教室自体は、参加してもしなくてもどっちでも良かったんです。

それでも短期レッスンに参加した理由は2つ。

  • 週1のレッスンが始まるのが6月で1ヶ月以上先になること
  • 「早く滑りたいー!」って気持ちがありすぎて抑えられなかったこと

そんなわけで、短期教室に申し込みしました。

実は、短期教室を探していてこの2日間の短期教室を見つけたわけではなくて、「大人のスケート教室」を探していたら、たまたまGWの2日間の短期教室を見つけてしまった、という順番。

一刻も早くレッスンで滑りたいのに6月まで待たなくちゃいけなくて、普通に一般人として遊びで滑りに来るかーと思っていたら、レッスン申し込みのときに受付でGWに短期レッスンがあると知って。GWの10連休に特に用事を入れていなかったし、即その場で短期レッスン参加申し込みをしたわけです。

大人向けのスケート短期教室ってどこにあるの?

「大人 フィギュアスケート教室 都内」とかで検索すると、いくつか教室がヒットすると思います。そもそも通年のアイススケート場ってのがそれほど数多いわけではないので、家から近い順に次々と公式サイトを開いてみました。

GW前ってこともあって、1日〜数日くらいの短期レッスン教室の告知をだしているサイトもいくつか。

まるで「子ども向け」みたいなチラシ画像がアップされていたりしますが、なにげに「○歳〜大人(60歳まで)」みたいな感じで大人も参加OKのチラシになってます。

子ども向けのポップでかわいいチラシだからってすぐ諦めないで、ちゃんと読んでみてくださいね。

子どもと大人は一緒に滑るの?クラス分けは?

募集人数が100名を超えるようなイベントだったりするので、「え?まさか180人で同じことするの?」とか「子どもと一緒に滑るの?」とか、いろんなことを考えるかもしれません。

当然ですが、いくつかのグループに分けられ、それぞれに先生がつきます。

子どもの場合は年齢や学年で分けられるのでしょうが、大人は年齢に関係なく「大人」っていうグループでした。たぶん高校生くらいから全員「大人」っていうカテゴライズになると思います。(私が参加したときは、そもそも中高生の参加者はいなかったんですけどね)

さて、その「大人クラス」ですが、意外にたくさんいます。なんなら子どもたちと同じくらいかそれ以上にいます。それも老若男女バラエティー豊かに。友達同士、ご夫婦での参加ももちろんですが、ソロ参加の女性がけっこう多い。(私もですけど)

大人だけでも50〜60人くらいいて、先生は2人。最初は全員が同じことをやるんですが、いざ氷上でのレッスン開始、となったとき、全員が同じグループでレッスンを受けるわけではありませんでした。

短期レッスンの流れ。こんなことをやりました。

まずは陸で足踏み。そして、転び方・立ち方の練習。

そして、あっという間に氷上へ。

まずは手すりを持ってそろそろと氷上へ。手すりを持ったまま、その場で足踏み。そしていよいよ手すりから手を離して足踏みでリンクの真ん中の方へ・・

ここで再度転ぶ練習、立ち上がる練習。

で、このタイミングで2つのグループにわかれました。手すりに近い方のグループと、遠い方のグループ。

このときすぐには気づけなかったんですけど、このグループ分けが本当に絶妙。手すりから手をはなしてリンクの真ん中の方へ進んでいった距離って、その後のその人の習得スピードとか勇気のあるなし(笑)とか、そのあたりと比例してた。

私がいたのは「手すりから遠い方のグループ」
ひとそれぞれではありますが、やっぱそれなりに飲み込みが早かったり度胸があるひとだったり、中にはマイシューズを持っている人だったりするわけです。

「手すりに近い方のグループ」は、ゆっくりめのペースで、決して無理せず怖いこともせず、でも少しずつ確実に「やれてる感」を実感できるような進み具合でした。ほんとうにこのグループ分けが絶妙すぎでした。

私と同じグループの参加者の中には「うちのグループだけどんどん滑らせてもらえてて、あっちのグループに悪いかなって思っちゃった」と話していた方がいたんですが、「最初に手すりから足踏みで進んだ距離で絶妙にグループわけされてる気がする」という話をしたら「なるほど!」と。

というわけなので、自分の運動能力に自信がない方でも大丈夫。おいていかれるようなこともなく、同じようなレベル感のひとたちと一緒に和気あいあいと楽しめるはず。

で、短期教室参加して、感想はどうだったの?

参加してよかったです。ざっくり書くと。

私みたいな「子どものころにレジャーでちょっとスケート行ったことある程度」の人はもちろん、まったくはじめての人も楽しめます。今後フィギュアスケートを始めてみたいな、なんてことを考えている大人の人たちにはぜひ参加してほしいなと思います。

いい大人になって、まったくぜんぜんできないことがあるってのも新鮮だし。
なにより、いい大人になってまったくゼロの状態から少しずつ自分が進化していくのを実感できるのって、なんかすごい楽しい経験だなと。

たぶん、初めて氷の上に乗ったときには「本当に自分も滑れるようになるの?」って思うかもしれない。でも、帰る頃にはなんとなく少しできるようになった気になって帰れる。今回2日連続だったから特に実感できたのだけど、昨日より今日のがぜったい滑れるしうまいんですよ。なにこれすごいうれしい。

というわけで、2日目の帰りに、短期教室で知り合ったソロ参加女子と一緒にスケート靴買いに行きました。(彼女も私と同じクラスで6月から週1通う予定)残念ながら私はサイズがなくてお取り寄せで、GW明けにしかフィッティングできないのだけど!

あー、早く滑りたい!