占い師の選び方について現役タロット占い師が語る。

サムサラです。現役タロット占い師です。

このサイトにいらっしゃる方は、実は「占い師に同じ質問をしてもいいのかな?」と検索して見つけて来てくださる方がものすごく多いです。

タロット占いで同じ質問をするとどうなるのか、占い師が実験と検証をしてみた

一度占い師に見てもらったのは良いんだけど、なんかしっくり来なくてもう一度占おうかな・・?他の人にも見てもらおうかな・・?って悩んでいらっしゃる方もいるのかなあと。

セカンドオピニオン的にもう一度別の占い師に占ってもらいたいと考えているのであれば、占い師選びって重要なんじゃないかなと思いました。

なので、現役占い師のワタシが、占い師の選び方についてアドバイス的な記事を書こうと思います!

占い師の良し悪しってわかりにくい

ほんとうにわかりにくいなって、占い師の私ですら思います。

街の占い師さんもいれば、占い専門のショップもあれば、電話占い・チャット占いもあれば、インターネットで集客している私みたいな人もいます。

ネットで占い師の口コミ情報を探しても、グルメレビューサイトみたいに充実しているわけじゃないので、占い師のほんの一握りの口コミ情報しかチェックできません。

占い師のキャリアもまちまちで「実はまだ勉強を始めたばかりなんです」とか、「完全に趣味です」という方もいらっしゃいます。(無料だったり安価でされている方はそういう方が多い印象です)

「占い師の良し悪し」という書き方をしましたが、「良し悪し」というよりは、「合う合わない」だと私は考えています。

ある人が「良い」と言っていても、自分には合わなかったとか、そういうことはよくあります。

私の友人も、「すごく有名な占い師さんにすごく高い鑑定料を出して見てもらったけど、無難なことを言われただけでなにも解決しなかったしアドバイスもなかった」とプリプリしてました。

「私には合わなかったんだと思う」と彼女も言ってましたけど、ほんとうに「合う合わない」だと思うのです。

なので、どうやって「自分に合う占い師を見つけるか」がカギだと考えています。

後日正式に依頼を受けたので私が鑑定しました。無事に彼女の問題は解決しました。余談でした。

その占い師、あなたの価値観や好みに合いますか?

なにをもって「良い」とするのか、その人の価値観や好みにもよると思います。

  • 一方的にはっきり「これはダメ!」「こうしなさい!」と言ってくれる人がいいのか、会話をしながら一緒に問題解決を目指していくスタイルがいいのか。
  • じっくりお話を聞いてから占ってくれる人が良いのか、ささっと占ってくれる人がいいのか。
  • お告げ風の抽象的な鑑定が好みなのか、超リアルで具体的な問題解決方法を提示してくれるほうがいいのか。
  • やさしい穏やかな雰囲気の人がいいのか、オカンみたいな雰囲気人がいいのか、厳し目の人がいいのか、チャキチャキの人がいいのか、静かな人がいいのか、パワフルな人がいいのか、いかにも!な感じの不思議な雰囲気の人がいいのか、おどろおどろしい怖さのある人のがいいのか。
  • ロジカルな人がいいのか、エモーショナルな人がいいのか。

ささっと書いただけでもこんな感じにいろいろ書けるんですよ。「占い師にもいろんな人がいるんですね」くらいの感じは伝わったでしょうか。ほんとうにいろんな占い師さんがいます。

人はみんな違う個性を持っています。占い師もそうですが、占いを受けるあなたも、他の誰ともちがう個性を持っています。

その「あなたの個性」や価値観や好みに合う人を見つけるのが良いと思ってます。

派手なキャッチコピーにご用心

「怖いほど当たる!」「まさかの的中率!」みたいなセールスコピーは気になるけど、なんかほんとに怖いしちょっとやばそう。

でも気になる。

みたいな 笑

もちろん気になるなら鑑定を受ければいいと思います。でも、なんかしっくりこないから迷うんだと思います。ほんとうに「この人だ!」って思えるなら迷いはないはず。

その迷いは、鑑定のあと「ほんとにこの鑑定を信じて大丈夫なんだろうか?」という疑心暗鬼に変わります。

そして、「同じ質問で別の占い師にもう一度見てもらおうかな・・」となってしまいそうです。

キャッチコピー・セールスコピーは派手めにつけることが多いです。だって集客したいわけですし。

でも、そのキャッチコピーやセールスコピーそのものが「なんかちがう」と感じてしまったり、占いに関する詳しい情報を読んでも「なんかピンとこない」感じがするのであれば、ちょっと避けたほうがいいかなと思います。

もちろん、派手なキャッチコピーであっても、「この人なら信頼できそう」と思えるなら鑑定を受けたらいいと思います。

「当たる」「的中率」は重要ではない

タロットは当たります。ふつうに当たります。誰がやってもあたります。

なので、「当たる」「的中率が高い」はあたりまえすぎることなんですよね。

集客するのにすごくキャッチーな言葉なので使いますが(検索キーワードとして使われることも多いですし)、重要なのは「当たること」でも「的中率が高いこと」でもないと私は考えています。

占いの力を借りたいのって、なにか問題・課題があって、それを解決したいときだと思うんです。

なのに、「あなたはこういうことがあったでしょう?」とか「あなたはこういう性格でしょう?」とか当ててもらっても、あんまり意味がない。

「彼と別れちゃったんですけど、まだ好きなので復縁したいんです」って相談があったとして、「売り言葉に買い言葉で別れちゃったでしょ?」「あたってますー!」ってやりとりって、あんまり意味がないですよね。

あたってるけど、それを確認しに来たわけじゃない。

どうしたら復縁できるのか、そもそも復縁できる可能性はあるのか、みたいなことを知りたいと思うんです。

占い師に必要なのは、問題解決能力だと思うんです。

あなたの問題を解決に導くヒントを見つけて伝えたり、アドバイスをしたりってのがお仕事だと思うんです。

なので、占い師を探すとき、「当たる」ということにこだわるのではなくて、問題解決能力が高そうか、問題解決につながるヒントになる情報をたくさん見つけて伝えてくれそうか、みたいな観点で探すと良いです。

ブログがあるなら読んでみる

私も含め、ブログでインターネット上で集客している占い師さんは多いです。

インターネット上での集客って、占い師にとって良いだけでなく、占いを受けたい方にもすごく良いです。

なにが良いって、占い師のことがよく分かるから。

人となりとか、考え方とか、使う言葉とか表現とか、性格とか。

さっき「価値観や好みに合う占い師を選べばいい」と書きましたが、ブログを読めば価値観や表現方法や言葉のチョイスや性格がわかります。もちろん、問題解決能力も。

ブログを読んで「この方いいな」とか「この人の言葉はわかりやすいな」って思えるなら、それはきっとあなたに合う占い師です。

占い師選びに絶対失敗したくないなら、むしろブログを書いていらっしゃる方を選ぶ方が良いですね。

まとめ

以上、現役占い師が考える「占い師の選び方」でした。

私自身、現役占い師として思うのは、「同じ質問で占い師に何度も占ってもらって大丈夫なのかな?」とこのサイトに来てしまった人が、自分に合う占い師をさんを見つけて、悩み事だったり問題だったりを無事に解決できたらいいなあということだけです。

占い師って悩む人がいなければ成り立たない職業なので矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、私はお客様が幸せになってくれるといいなあと思いながらいつも鑑定しています。

この記事があなたの占い師選びのお役に立てたら嬉しいです。

あ、もちろん私に鑑定依頼していただいても大丈夫です 笑

では!

記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。