2019年6月に43歳でフィギュアスケートをはじめました、サムサラです。2年目に突入しました。
コロナウイルスの影響でリンク休館でしたが、6月1日に営業再開になりました!いえあ!
しばらくは友の会会員と、当日個人レッスンを受ける生徒だけが入館できる貸切営業。私は友の会会員なので、無事に毎日滑る生活に戻れました。
1ヶ月の練習時間
- 週1回のクラスレッスン(60分)0回(すべて休講)
- 個人レッスン(20分)2回
- 個人レッスン(30分)2回
- 自主練 25日
トータル:25日、55時間(累積:503時間)
リンクの営業が早く終わってしまう火曜日以外はほとんど毎日滑ることができました。
仕事が終わってからリンクに通う毎日がこんなに幸せだとは・・って感じです。
累積の練習時間も500時間を超えました。1000時間が私の中でひとつのマイルストーンになっているというか。
1000時間がいわゆる「中上級者」に達するために必要な時間で、10000時間がその道のトップレベルに達するのに必要な努力の時間だっていう話を聞いたことがあって。
正直、スケートは1000時間ではまだまだぜんぜん足りないよねって気はしているんですけど、それでも、1000時間経過したときの自分ってどうなってるんだろう?っていう楽しみがあります。
あと500時間でどのくらい滑れるようになるか、楽しみです。
恐怖の山を乗り越える
意外だとよく言われるんですが、怖がりです。ビビリです。
スケートの新しい技術の練習を始めると、まずは恐怖を乗り越えるのが大変です。4月の記事にも書いたんですが、バックスリーターンがとにかく恐怖でした。
どうやったら恐怖感を最小限にしながら練習できるのか?を考えていろいろ試行錯誤してみたら、意外にもダブルスリーターンだったら怖くないということがわかりました。
フォアのスリーターンの直後だと、なぜかバックのスリーターンが怖くないんです。本当に意味不明。
とにかく「かかとでくるっとターンする」ということ自体に慣れてしまうのを最優先にしようと決めて、バックのスリーターンはダブルスリーターンで練習するという、一見おかしな解決方法で練習してみました。
この試み、アタリでした。
そのうちバックのスリーターンに失敗したとしてもそれほど怖くなくて。今月下旬には、バックのスリーターン単発でも怖くなく練習できるようになりました。
「かかとでターンすること」自体に怖がらなくなったというか。ターン前にちゃんとあるべきところに体重のせて、エッジの正しい位置に乗れていれば、あとはしっかり身体ひねっておいてリズミカルにターンすればなんとかなるよね!くらいに開き直れるようになりました。
まだ両足のバックスリーでかかとでターンする感覚を確認してからじゃないと練習できないくらいにはビビってますが、そのうち両足ターンの練習を入れなくてもできるようになるはずです。
フォアインのスリーターンも恐怖だったんですが、ターンのあとにすぐカーブの外側に身体を開いて反対の足のフォアアウトで滑るようにしたら怖くなくて。
何度もしつこく練習をしているうちに、フォアインのスリーターン自体が怖くなくなって、きれいにターンできるようになってきた気がします。
基本的には先生に教えてもらったことしか練習しない私ですが、できるようになるためのプロセスとして別のアプローチが必要だったら、こういうこともやってみてもいいのかなって思っています。
バッチテスト初級受験に向けて
2020年7月から、バッチテスト初級を受験する人も事前にスケート連盟への登録が必要ということで、私も登録しました。
まだなにもできないのに、成年選手として競技者登録ですw
うれし恥ずかし。ってかんじです。
まだまだクロスがまともに滑れていないので受験は少し先になると思いますが、本番を想定した練習ははじめました。
なにかっていうと、「氷に乗ってすぐにセミサークルを滑る練習」です。
たぶんですけど、バッチテスト本番ってちょこっと練習してすぐ本番だと思うんですよ。先生曰く「え、もうおわったんですか?ってみんな言うんですよね〜」とのことなので、ほんとうにあっという間だと思うんですよ。
なんていうか、緊張でしぬ。氷に乗ってすぐにセミサークル滑れるようにしておかないと、緊張でたぶんしぬ。
先生に「えーーーーwwww緊張するように見えなーーーーいwwwww」って笑われました。よく言われますw
いままで、氷の上に乗ってからすごく丁寧にアップして、それからセミサークルを滑っていた私。しかも最初はフォアのセミサークルすらふらふらで、ものすごく頼りない状態。
そんな状態で本番迎えたら、緊張で自爆しそうです。
だから、氷に乗ったら1周だけ滑って、すぐにセミサークルFO,FI,BO,BIと連続で滑ることにしました。一発で全部成功させるつもりで。
そのくらいやっておけばきっとだいじょうぶ。そう思って練習始めたら、けっこう良い感じに滑れるようになってきました。しっかりアップしないと滑れないって、自分で暗示かけていたのかもしれない。
クロスはフォアはなんとかなってきたものの、バックがまだ全部トウノイズを出してしまうヘタレっぷり。トウノイズ撲滅のためにひたすらスリーステップで練習しています。
円でクロスを滑る練習は日曜日くらいしかできないので、平日と土曜日はスリーステップで練習して、日曜日はできるかぎり円で練習しようと思います。
初級はそんなに厳しくないって先輩スケーターのみなさんおっしゃるけど、どうせなら美しく滑って気持ちよく合格したいんですよ。
それに、バッククロスってプログラム滑るようになったら一番使う気がするし。
バッチテストはひとつの目標ではあるけどゴールではないので、その先を見据えて練習していこうと思います。
ブラッシュアップは楽しい
フォアのスリーターンやモホークはそれなりにできるようになったのですけど、クロスと組み合わせたり足変えがあるとふらふらしてしまったり身体がうまくコントロールできなかった私。
ターンにいちいち振り回されてしまっているのと、たぶん全力でやりすぎなんだろうなって気がしているので、美しく滑れるように何度も練習しました。
力任せのターンをしていたら流れが途切れてしまうし、なにより、プログラム滑るのに体力持たない。
ある程度スピードが出てくれば、振り回される力ももっと大きくなってくるだろうし、それをむりやり力でコントロールしようとしても限界があると思うんですよ。
レッスンのときに先生に見てもらったら、スリーターンもモホークも、ターンのあとに前傾になりすぎているので、セミサークルの円の上に重心を置いて、身体を十分にひねってターンするようにとのこと。
なんだかんだいって、練習すればするほどちゃんとできるようになってくるもので。その成長って自分にしかわからないかもしれないくらい小さいものではあるけど、達成感はあります。
同じことを毎日練習して、そうやって少しずつ磨いていくもんなんだろうなって思って。ひととおり全部練習するようにしています。
まだモホークはうまくいきませんけどねw
両足スピン、苦戦中
リンク休業前に3回転できたはずの両足スピン、リンク再開後に練習したらできなくなってました。
そもそもまわらないんです。2週間経っても回らない。
レッスンで先生に見てもらったら、右足に全体重が乗ってしまっていて、右に軸がずれてしまっていると。
両足でその場でくるくると足踏みして回る時点で体重が全部右足に乗ってしまっている自覚はあって。左足が右足に比べて自由に動かせなくて、それで右足に頼ってしまっているんだと思います。
とはいえ、ずっとそんなこと言っていても前に進まないので、ひたすら練習。左足にしっかり体重を乗せるように意識しながら練習。同門の先輩が温かい目で見守ってくれるなか、_| ̄|○ ってなりながら(失敗して氷に手をつく姿がこう見えるそうですw)、ひたすら練習。
両足スピンをやらないで片足スピンから始めたという人もいるにはいるんですが、なにより「できない」ということ自体が悔しいのです。他の人にできることが、なぜ私にできないのかと。
このままできないまま片足スピンの練習が始まっても、たぶんモヤモヤする。なので、絶対にできるようにしておきたい。なんの意地なのかわかりませんが、ほぼ執念で練習しています。
先輩スケーターから、回り始めるときにぐっと上に伸びるんだよ〜と教えてもらってそのとおりにやってみたら、まわるようにはなりました。まだ左足の重心がトウにかかってしまっているけど。
回り始めたら回り始めたで軸がブレるのを感じてしまって怖くて2回転で止めてしまう。
もうひたすら練習するしかないので、毎日10回は練習すること、っていうノルマを自分に課して、毎日練習してます。
スケートノートを見直してみたら個人レッスンのときに先生に指摘されたことが全部書いてあったので、明日はそれを気にしながら練習してみます。
スケーティングを美しくしたい
初級のクロスの最初にストロークがあります。レッスンのとき、そのストロークのフリーレッグについてのレクチャーがありました。
私、ずいぶん雑なフリーレッグだったんだなーと。
みんなから話は聞いていたけど、フリーレッグをきれいに伸ばすのってなかなかしんどい。自分は伸ばしているつもりでも膝が曲がっていたりするし、足先まで伸びていなかったりする。
これも一朝一夕で身につくものではないので、毎回の練習のルーティンに組み込むことにしました。クロスロールやスイングロールも。いままでなんとなくしかやってこなかったことを、しっかり毎日積み重ねていこうと。
ただ普通に滑っているだけなのに美しい先輩スケーターがいて、やっぱ滑るんだったらあんなかんじで美しく滑りたいんですよ。
無意識であそこまで美しく滑れたら最高だなと思うので、身体に染み付くまで、しっかり毎日意識して続けていこうと思います。
研磨のタイミングをわざと遅らせてみました
リンク休業で2ヶ月間が空いてしまったので、研磨のタイミングをうっかり間違えました。
60時間くらい滑ったあたりから嫌な予感はしましたが、70時間を経過したあたりからかなりの横滑りっぷりです。昨日時点で前回の研磨から80時間経過。
今週末は日曜日のレッスンが終わってからしか行けそうにないので、なんとか今週は根性で乗り切る所存。
上手な人はエッジの溝は浅めが好きと聞いたことがあります。深い溝は好まないと。
私は研磨して5日くらいしたあとのエッジの感覚がけっこう好きなんだけど、それは私が下手くそだからエッジに助けてもらっているだけなのかな?という気がしてきました。
本当は先週日曜日に研磨に行こうと思えば行けたんですよ。でも、なんとなくだけど、この横滑りは私がへたくそだからしてるだけじゃないかって思って。
そう思ったのは、スリーターンの練習のとき。
ちゃんとアウトサイドなりインサイドなりにしっかり乗っている状態からターンに入ると横滑りしないのに、乗っている場所が甘いとターンのときに横滑りすることに気がついて。
ああ、この横滑りは、私がエッジのいい場所にちゃんと乗れていないからなんだ、って思いました。
この考え方であっているのかどうかは正直わからないのだけど、ちゃんと乗れているときには横滑りしないんだから、そうなんじゃないかって気がしています。
週末に研磨行けるまで今週は横滑りとの戦いですけど、いい練習になるんじゃないかという気もしています。
1年1ヶ月経過した私のレベルは?
スケートリンクの再開からもとの調子に戻るまで3日。
その後は新しいことは特にならっていないので、ひたすらブラッシュアップの期間でした。
バッチテスト初級の受験に向けたセミサークルのブラッシュアップ、クロスの練習。スリーターン、モホークとステップの練習。両足スピンの練習。
新しいことはなかったし、新たにできるようになったことはなかったけど、それぞれ少しずつだけど自分で成長を感じられたのは良かったと思います。
まだまだプログラムを滑れるレベルではないのは残念ですけど、まだまだ基礎を磨く期間なんだなと割り切っています。
できるようになったこと
- なし
練習中
- 両足スピン
- フォアアウトスリー+クロス+ビハインドクロス+モホークのセット
習ったけど練習していない
- なし
できること
なんとなくそれなりに形になってきたものを記載。
もちろんですが、ブラッシュアップはまだまだ必要なものばかりです。
- ひょうたん(フォア、バック)
- 両足スネーク(フォア、バック)
- ストローク(フォア、バック)
- 片足滑走(フォア、バック)
- 片足スネーク ショートサイド(フォア、バック)
- 片足スネークでロングサイド(フォアのみ)
- クロスロール(フォアフロント・バックビハインド)
- クロス+チェンジエッジ(フォアビハインドクロス、バックフロントクロス)
- クロスオーバー(フォア、バック)
- 両足スリーターン(フォア、バック)
- スリーターン(FO, FI, BO, BI)
- ダブルスリーターン(FI→BO、FO→BI)
- オープンモホーク(FI)
- ストップ(イの字、ハの字、逆T字)
- セミサークル(FO, FI, BO, BI)
来月の目標
引き続き初級受験に向けた練習。セミサークルはもう合格レベルとは言われているんですが、先生的にまだ修正したいところがあって、私もそれをできるようになりたいので、ひたすら練習しています。
クロスはもっと自信を持って美しく滑れるようにしたい。たぶん、最低限滑れてはいるんですよ。でもぜんぜん余裕がないので、もっと普通に、なんてことないような顔で滑れるようにしたい。
スリーターンとモホークはターン後に身体がどんどん回ってしまうのと、ターン時の重心とターン後の重心が前にいかないように練習。クロスとあわせて滑ったときにスムーズにどんどん滑っていけるようにしたいです。
そしてスピン。両足でずーーーーーとまわっていられるようにすることが目標。来月こそ片足スピンに進めたらいいなあ。
- 初級セミサークル
- フォアクロス、バッククロス(初級受験対策)
- インサイドスリーターンのブラッシュアップ
- バックスリー(BI、BO)のブラッシュアップ
- ダブルスリー
- スピン(片足でできるようになりたい!)
- T字ストップ(スピード出しても止まれるように!)