シンプルでスローな暮らしに変わっていくパラダイム・シフト

サムサラです。コロナウイルスの感染が関東でもぼちぼち報告されてきた2月中旬に在宅勤務に切り替え、緊急事態宣言が解除された今でも、ずっとリモートで仕事をしています。

世の中がおかしさに気付いてしまった感

5月27日、首都圏も緊急事態宣言が解除されました。

でも、すぐに元通りの生活に戻れるわけではなくて、みんながいろんな対策を考えて、工夫しながら、徐々に『日常』を取り戻しつつある、という状態でしょうか。

でもなんていうか、「まったく同じ」には戻らないと思うんですよ。

緊急事態宣言が発出されて、リモートワークで働くひとがものすごく増えました。

それで、「なんであんな想いをしながら満員電車に毎日乗っていたんだろう?」って感じた人ってものすごくたくさんいると思うんです。私もそのひとり。

家からでもぜんぜん普通に仕事はできる。

通勤時間がない分だけ元気というか。満員電車でHPを吸い取られるようなあの感覚がない。とても元気。

あんなにも頑なに守り続けていたハンコ文化も、お役所が率先して廃止しようとしている。ハンコをもらうためだけに出社していたサラリーマンたちが、ハンコから解放されていく。

いままで絶対に変わらないと思いこんでいた文化?伝統?がいとも簡単に変わっていく。いままで「こういうものだ」と信じていたものが、あっさりと新しいものに置き換わっていく。

これからの「普通」

それで、なにかとても不自然な状態だったのが、いまはとても自然な状態に戻りつつあるのかなと。そんな気すらします。

本当は、いまの世の中の姿のほうが自然なんじゃないかって。「コロナ前」のほうがおかしかったんじゃないかって。

なにかに急き立てられるようなスピードでまわり続けていた世の中が、やっと自然なペースで歩み始めた気がします。

もう「コロナ前」に戻らなくて良い。

世の中が、新しい「普通」を徐々に形作って行ければ良いなって思います。

本当はこんなスローな暮らしが、一番人間らしいんじゃないかなって、私は思います。