マインドフルネス瞑想のかわりに編み物がすごく有効なんじゃないかと思っている話。

サムサラです。

暇なときになにをしている?みたいな話になると、「編み物」と答えます。

なぜか、「編み物?」という反応がけっこう多いのが不思議なんですが、編み物って忙しい現代人の私たちだからこそ、日常生活に取り入れるべきだと思っていたりします。

 

編み物との出会い

出会いもなにも、気づいたらやってました。

母がかぎ針・棒針・アフガン針を一揃え持っていて。なんなら編み機も自宅にあって。タンスの引き出しのひとつが編み物用具と毛糸で埋まっているような状態になっていて。

そのうち、興味を持った私が「やりたい」と言い始めて編み始めた、そういう感じです。

保育園とか小学校上がったくらいとか、そのくらいの時期。

その後は、小学生女子にありがちな「編み物ブーム」がやってきて。小学校高学年のときには、みんなで編みかけの作品を持って誰かの家に集合し、お茶しながらもくもくと編むという、今で言う「もくもく会」みたいなことやってました。

【もくもく会】

プログラマやエンジニアが集まって、黙々と自分のプログラミングの勉強したりする会。たまに質問したり答えたりしつつ、なんとなく集まってなんとなく解散する感じの会。たぶん「もくもく会」という言葉を編み物や手芸に使うのは私だけだと思う。

なぜ私は忙しくても編むのか

なぜ編むのかというと、単純に「ものができあがる」という体験が楽しいというのがあります。根本的に「ものづくり」が好きなんですね。

世の中、頑張ってもどうにもならないことだったり前に進んでいる実感が得られないことも多かったりしますが、編み物だけは、頑張ったら頑張っただけの成果が出ますw

そんな「編み物」ですが、編んでいる間の集中というか、ぼーっとしてる感じというか、それが気持ちいいんです。

編み物なんて単純作業の繰り返しです。

その単純作業が気持ちいいんですよ。なにも考えず、ただひたすら目の前のひと目ひと目を編み続けていく。その単純作業が気持ちいい。

つい最近、うちの会社のプログラマ男子と話していたら、彼も編み物をやるんだそうで。「サムサラさん、編み物やるんですよね!」と話しかけられて、「なぜ編み物が好きなのか」という話になりました。

彼いわく、「編み物って、編み始めたら瞬間でフロー状態に入れるっていうか。なにも考えないでもくもくと編み続けるのがすごく気持ちいいんですよね。」と。私とまったく同じことを言ってました。

そうか、ここにもいたか。

本当に瞑想と同じような効果があるのか、調べてみた

「knitting」「meditation」の2単語でぐーぐる先生に聞いてみました。

予想どおり、1250万件の大量ヒット。

いっせんにひゃくごじゅうまん

予想はしてたけど、けっこうな件数ヒット。英語で検索しているからもちろん英語のサイトが多いのだけど、ちらっと読んでみたら “Knitting Theapy” “Knitting meditation” “Zen Knitting” “Mindfulness knitting” なんて言われている。

この記事のパターンニッティングなんて、作ってたらほんとに癒やされそう・・・

というわけで、私やうちの会社のプログラマ男子だけではなく、世界中に「編み物は瞑想だ」と思っている人がたくさんいて、マインドフルネスだと思っていて、Zenだと思っている人がたくさんいる。

どうして日本のビジネスパーソンは編み物をやらないんだろう。

マインドフルネスをビジネスアワーにやってる会社もあるなら、編み物をする会社があってもいいだろう!(たまに昼休みにやります)

というわけで、これから「マインドフルネスニッティング」をどんどん広めていきたいと思います。

私の半径10メートルくらいで。