ノートは好きだけど、何冊も持ちたくない。シンプルライフな手帳術。

ステイショナリー大好きサムサラです。

手帳は好きですが、手帳を何冊も持つのは好きではありません。ノートも好きです。でも、ノートも何冊も持ちたくありません。

「ノート疲れ」

用途別にノートや手帳を分けている方は多いですが、私の場合、用途別に分けようとするとどんどん複雑化してしまって、自分の中のルールを作るのに神経を使いすぎて疲れてしまいます。

どのノートになにを書くのか。
ノートの運用方法。
ノートで使うペンや色。
ノートに書き込むときのフォーマット。

そんなことを細かく考え始めて、自分の中で全部ルール化したくなってしまって。結果、疲れます。

「スケート練習用のノートに書いたことと、日々の雑記帳に書いたことがかぶっちゃったな」とか、「ブログ用ノートに書くべきことを雑記帳に書いちゃったな」とか、「このタスクはブログ用ノート?それともタスクリスト?」とか。

そうやって頭を使って選択と決断を繰り返すことが、私の日常にとってすごく負担に感じられるのです。ルールがバチっと決まるまでは違和感を常に抱いていなければいけないし、なにかを書こうとするたびにルールを意識しなくてはいけない。それがすごくストレスなのです。

書いたあとも「どこに書いたっけ?」となって疲れます。書いたあとに「やっぱりこれはこっちに書いたほうが良かったな」とか「このノートにまとめたほうがよかったな」とか。

もうとにかく疲れます。

ノート・手帳は1冊だけ

だから私は、基本的にすべての記録を1冊のノート(手帳)に書くことに決めました。日々のタスクもすべて。

いままでいろんなノートや手帳を使ってきて、それぞれに好きなところがあるのですが。いまはトラベラーズノートに無罫かドット方眼のレフィルを入れて使っています。

ライフログやタスクリストは基本のノートに書き留めています。日々感じたことも、考えたことも。落書きしたりアイデアを書き留めるのも、同じノートです。

BuJo(バレットジャーナル)的なノートは作ってありますが、いつまでになにをやるとか、いつまでになにを達成したいとか、いわゆる「夢を叶える手帳」的な使い方をしています。人生のプロジェクト計画というか、WBSというか。そういう位置づけのノートです。

それ以外は全部同じノートに書きたいのです。

スケートノートは普段用ノートと分けていますけど、よく考えたら今生活の中心はスケートなんだから、もう一冊のノートにまとめてしまっても良いんじゃないかって気もしています。

BuJo的なノートも、別に分ける必要ない気がしてきました。ただ、意識的に見て視覚から意識にアクセスしていきたいので、これはこれで分けておいたほうが、意識させたい情報をまとめておけて楽かなとも考えています。

心地よい暮らしのために

とにかく、「選択と決断」の機会を減らしたいのです。日常生活においても、ノートや手帳についても。

なので、Instagramでノートや手帳を何冊も使い分けている写真を見ると「すごいなあ」って純粋に尊敬します。そういう写真を見るのはすごく好きです。でも、自分では絶対にやりません。

ものごとは、できるだけシンプルにしたほうが心地よいと思っています。日々の習慣も行動も。持ち物もなにもかも、シンプルにしたほうが余計なことにエネルギーを浪費することもなく、本来自分が注ぎ込みたいところにそのエネルギーを流し込んでいけると思うのです。

トラベラーズノートを知ったきっかけも、購入したきっかけも忘れました。最初は使いこなせないと思っていました。

私が「使いこなせない」と思ったのは、いわゆる「映える」ノートを作らなくちゃいけないという先入観があったから。

そんなわけない。

ノートは、私の人生を、毎日の暮らしを豊かにするためのツールのひとつなんだから、私の心地よいと思う方法でシンプルにつきあっていけばいい、そう思います。

いまは、気軽にアウトプットできることがすごくストレス解消になりますし、自分らしい心地よい暮らしができるツールになったなあと実感しています。