2019年6月にフィギュアスケートを始めました、サムサラです。2020年2月現在、フォアのスリーターンを練習しています。
フィギュアスケートを始めたばかりの頃から、YouTubeのフィギュアスケートのレッスン動画をたくさん見ていました。いまもスリーターンの練習のためにレッスン動画を何回も何回も見ていたりします。
YouTubeで検索するとき、日本語よりも英語のほうがだんぜんヒットします。たとえば「ひょうたん」「モホーク」みたいに、英語表記でどう入力して検索すればいいの?とわからなかったものも、レッスン動画をいろいろ見ているうちにわかってきました。
たぶん、大人のスケーターさんはYouTubeでレッスン動画を探して見ることって多いと思います。そんな大人スケーターがサクっと動画にたどり着けるように、私のお気に入りのレッスン動画を紹介していこうと思います。
今回は「フォアのスリーターン」
フォアのスリーターンとは?
スリーターンは片足ターンのひとつです。初めて習う片足ターンはきっとコレ。くるっとターンしたあとのトレースが「3」のようになるのでスリーターンです。
- フォアインサイドからのスリーターン
- フォアアウトサイドからのスリーターン
- バックインサイドからのスリーターン
- バックアウトサイドからのスリーターン
それぞれ右足スタート、左足スタートがあるので、全部で8種類です。この記事では「フォア」からのスリーターンに絞って、レッスン動画を紹介します。
まずは「スリーターン」がどういうものなのか見てみましょう。
↑の動画は順を追って練習方法を紹介してくれるのがとても親切なBonBon Skatingさんの動画。この動画でも0:52くらいから段階別の練習方法を紹介してくれてます。
が!
いきなり小さなコーンをおいて8の字でもうターンを始めてしまうというハードルの高さ。なので、ほんとうに初めて練習するときは、両足ターンの練習から取り組むのをお勧めます。参考になるのはMaryコーチの「Figure Skating Tutorials!(チャンネルページを開きます)」
レッスン動画紹介
ここからは、私が参考にしている動画を紹介します。
Mary先生のレッスン動画
Maryコーチが両足スリーターンから丁寧に教えてくれる動画はこちら。
NGパターンも紹介してくれているので、何度も見てみましょう。ターンのあとに身体が回ってしまうのはNGパターンとして紹介されています。どうしても最初のうちはまわっちゃいますけどね。
もうひとつ。
両足スリーターンからのレッスン動画は、以下の動画もおすすめ。滑っている動画が長めなのと、Maryコーチとはまた違った角度からの撮影なので、両方見てみると自分の中でのイメージが整理付く感じがします。
この動画も、両足スリーターン(TWO FOOT THREE-TURN)から順を追って練習の方法を映像で見られるので、順に練習してみるのがおすすめ。
- 両足スリーターン
- 片足滑走→両足スリーターン→片足滑走
- アウトサイド片足スリーターン
- アウトサイドスリーターン(発展編)
- インサイドスリーターン
- スリーターン(発展編)
アイスダンスの選手の動画も。
いろんな人の滑っている動画を見るってすごく大切だと思います。特に、アイスダンスの人たちのスケーティングって参考になります。というわけで、アイスダンスの選手の動画もご紹介。
この方たちの動画の良いところは、「トレースのどこで荷重をかけるポイントがあるのか」「足の裏のどの部分に荷重しているのか」を、「Pressure Meter」という形で画像で見える化してくれているところ。言葉で「かかと側に体重を載せて〜」と言われて「かかとのどこ?」となっていた方も、画像で見える化されているのでスっと入ってくると思います。「Pressure Meter」はスケーティングと連動しているので、ターンの瞬間に荷重のポイントが一瞬変わる様子など、すぐわかると思います。
そして、ナレーションが字幕付きなところもポイント高いです。ヒアリングできなくても、動画を止めながら字幕を読んでいけば、全体でなにを話しているのかを理解することができます。
インサイド、アウトサイドそれぞれの動画ありますので、両方ご紹介しますね。
自分で動画を探すときの検索ワード
「3 turn」「three turn」「three-turn」「1foot turn」「one foot turn」と表記されることが多いです。
フォアは「forward」これに「figure skating」をつけて検索すれば動画は見つかります!
練習について
動画を見てイメージを持つってすごく大切なことだと思います。そのイメージが自分の身体に落とし込めれば、習得のスピードも早いだろうなと。
その「イメージ」ですが、ぼんやり「こんなふうに滑るのかー」ではなく、具体的に自分の身体に落とし込むことが大切だと思います。この位置に体重が乗って、そのときの膝と足首はこういう感じで、このタイミングでダウンしてすぐアップ・・みたいな感じに、具体的に、動画を見ながら陸で身体を動かして、イメージを明確にするようにしています。
私が気をつけているのは、動画を見るときに「リズム」や「膝、足首の曲げ具合」や「体重の位置」「姿勢」を見ること。そして、そのとおりに「完コピ」を目指してやるようにしています。(もちろん急に完コピは不可能なんですが)
特に「姿勢」は大切だと思っていて、初心者のうちはどうしても自分の足元を見すぎてしまう人が多い気がします。でも、足元を見ようとすれば姿勢は崩れてしまって、身体のバランスも体重の位置も変わってしまって、うまく滑れるはずがないんですよね。
特にスリーターンの場合、足元を見よう見ようとすれば身体は前傾になり、ターンのときの軸がナナメになります。そしたらもう、どうやってもターンのときに斜めに倒れるしかないわけです。それではうまくいくわけありません。
なので、両足スリーターンで軸をまっすぐ垂直に立てたまま、ダウン-アップ-ダウンのリズムでターンができるようになるまでじっくり練習し、自分の中で整ってから片足スリーターンの練習を始めることにしています。そのほうが断然うまくいくのです。
そのうち両足スリーターンをやらなくても片足ですぐにスリーターンできる日が来るとは思いますが、ほんとうに無意識にターンできるまでは、丁寧に、とにかく丁寧に練習していこうと思います。