2019年6月からフィギュアスケートを始めて5ヶ月が経ちました、サムサラです。
進歩したところもあれば全然進歩しないものもある。そんなモヤっとした感じがある1ヶ月でした。でもまあ、一応前には進んでるかな。
1ヶ月の練習時間
- 週1回のクラスレッスン(60分) 3回(台風で1回キャンセルになりました)
- 個人レッスン20分 1回
- 自主練 11日
トータル 26時間(累計198時間)
最近は1日の練習は2時間くらいまでが限界なのかなって気がしてきています。最初の頃はひょうたんや両足スネーク、片足滑走とかをのんびり練習すればよかったのだけど、最近は体幹使いまくったり身体を大きく動かすような練習が多くて。2時間を超えると背筋が仕事しなくなる 笑(背筋鍛えないとねー)
その状態で漫然と練習を続けようとしても、背筋が使えてなくてバックのクロスロールで後ろ向きにコケそうになったり、うまくエッジに乗れなくなってきたりしてしまうので、危険だしあんまり意味のある練習になってない気がして。
なので、1時間半〜2時間くらいでコンパクトに集中して練習できるように取り組み方を変えていってます。2時間経過して「まだやり足りない」と思ってしまうときは、なんとなく気の抜けた練習になっているとき。ひとつひとつ集中して真剣にやっていると、1時間半でも十分充実感を得られるのだから、そういう練習を積み重ねていきたいなっと。
片足バックでうまく滑れない理由。
相変わらずバックで片足で滑るのが苦手です。壁練でブレードのわりと良いところに乗れるようになったものの、それをキープし続けるのが難しい。なんというか、バランスがどんどん悪くなって、体重がトウに乗ってガリガリいって、「ハイ終了〜」みたいになるのです。
で、月初の個人レッスンのときに先生に見てもらいました。「胸筋あたりに力が入ってますねー。」とのこと。それで、胸を広げることができなくて前のめりになっていくと。肩甲骨を背中の中心に向けて寄せるようにすると胸が開くから、それでバランス取れるようになるよ、と。
先生の前で何度か滑って、「肩甲骨寄せて寄せてー」と何度か言われて、その都度肩甲骨意識して。上手くいくと「そう!」って言ってくれるのだけど、自分でしっくりきてないというか。上手くいくことはあるってのはわかったけど、身体の使い方がピンときてない、自分でコントロールできてない感じがあって。
このまま放置するともったいないので、レッスン後に自分で復習。何度か滑ってみて、「あー、これか!」とつかめた。
スケート始めたばかりの頃に教わった先生が、「首を伸ばして、肩甲骨を下げて」って言ってて、そのときの感じと同じだった。そのときは背中が綺麗に見えるからだと思ってたけど、そのためだけじゃなかったのね 笑
体幹を使えと言われても「具体的にどこをどう使うのよ?」「ていうか体幹ってなんですの?」って感じだったけど、最近はなんとなく『これか?』となってきました。自分の中での意識としては『背中を使おう』という感じ。背中が上手く使えているときは、とにかく安定している気がします。
というわけで、片足バックがだいぶ安定しました。チャレンジすらしてなかった片足スネークにも再挑戦。まだまだできてないけど、まったくの無理ゲーではないなっていう感触。
バックで片足で安定して滑れないのに練習しても仕方ないよね、と着手すらしてなかった片足のスリーターンの練習も始めてみました。(すぐにやめたけど 笑)
思えばずいぶん長い時間苦労したなあ。片足バックでてこずってたおかげで、だいぶ足踏みしていた感じ。
まだ左足には安定して乗れないので、それはそれで課題。ものすごく極端に親指側に荷重しないとエッジがフラットにならないので、ブレードの位置が悪いのでは?と思ってたりします。けど、ショップに相談するのがちょっと気が重くて相談してない。そのうち誰かに見てもらったほうがいいだろうなーと、思ってます。
地味練はやっぱすごい。
地味地味言い過ぎ感はありますが、ほんとに地味なので仕方ないですw
地味だけど好きです、地味練。平日5日間全く滑ることができない私は、土曜日の自主練はまず5日間の借金を返すところからになるわけですよ。感覚を取り戻す作業から。
ひょうたんやスネークのあとにこの地味練をやると、借金の返済がかなり捗ることに気付きました。
地味練の最初はなかなかバランスが取れないのだけど、背中意識しながら地味練することで、ピタッとあってくるというか、カチッとハマってくるというか。『これでやっと滑れる』って気持ちになれる時間が早まりました。
これはだいぶ前から思ってたのだけど、土曜日の滑り始めたばかりの時間って、靴と足が一体化していないっていうか。滑りなれてくると、エッジが自分の足の一部みたいな感覚になってくるのですよ。その感覚が、土曜日の滑り始めの頃にはない。これが私の中での「平日5日分の借金」ってかんじ。エッジと足の一体感が感じられるまで、延々と地味練します。もうこれは毎回のルーティン。
片足スネークに光が見えてきた
これはもう間違いなく地味練のおかげだと思うのだけど、片足スネークに光が見えてきました。
8月のお盆休み、毎日実家近くのリンク2つに通い続け、そのほとんどの時間を片足スネーク(フォア)に費やした私。
そのときは、なんとなくそれっぽいことができるようになって、でもなかなか長い時間滑り続けることができなくて、という状態でした。滑っていくうちに体重がブレードの前のほうに乗ってしまったりするのですよ。で、バランスやリズムを崩してしまう。
最近は無理に片足スネークの練習をすることなく、ひたすら地味練と片足バックに時間を使ってました。クラスレッスンのときにたまに滑る程度。そのくらい片足スネークは頑張ってなかった。
ふとなんとなく「いまならできるかも」という気がして、やってみました。やっぱり前と同じ感じ。途中でリズムを崩してしまう。
で、子供たちがどんなふうにやってるかなって観察してみたんですよ。全身使ってめっちゃ勢いつけてやっている子もいれば、スルスルスルーと滑っていく子もいる。けど、みんな、リズムだけはしっかりしていて、そのリズムってどこで作られるかって言ったら膝と足首なんですよね。
私も膝と足首はちゃんと使えているつもり。でも、その膝と足首を「なんのために使っているの?」がわたしにはなかった。なんのために使ってるの?
で、地味練です。
地味練ではグッと踏み込むと推進力が生まれた。ひょっとして?と思って、片足スネークでも同じようにグッと踏み込んでみた。前より断然「やれてるかも?」という気がしています。
11月頭に個人レッスンがあるので、先生に見てもらうまでは私の勘違いかもしれないけど、でも、こういう発見を繰り返していくことで上手になるんだろうなという気がしています。
5ヶ月経過した私のレベルは?
これ、自分の成長記録としてつけているのですが、私がフィギュアスケートを始める前にめっちゃネットで情報収集していたときに「どのくらいの期間でどの程度できるようになるの?」が知りたかったのもあってつけている記録です。もしこれから始めたいという方は、参考程度にどうぞ。
あたりまえですが、1ヶ月の練習時間や、そもそもの運動能力、怖がりだったり思い切りが良かったり、先生について個人レッスンを受けているか、教室に入っているかなど、いろんな状況によって習得スピードは違ってくるものです。参考までに、私はスポーツ経験はほとんどありませんが運動能力・身体能力の高いタイプ、スポーツに限らず飲み込みが早く習得の早いタイプです。
あと、言うまでもないですが「できるようになった」になってからもどんどんブラッシュアップしていく必要があるので、「できるようになった」は100点満点なわけではないです。「あ、できるようになりましたね〜♪」って先生が言ってくれる最初のレベル、みたいな感じで捉えてください。
できるようになったこと
- 片足スネーク(バック)
- クロスロール(バックフロント)
習ったけどまだできないこと
- クロス(バック)←練習してない
- スリーターン(フォアイン、フォアアウト)←左足フォアインだけできるようになりました
- クロスロール(フォアビハインド)
できること
- ひょうたん(フォア、バック)
- 両足スネーク(フォア、バック)
- ストローク(フォア、バック)
- 片足滑走(フォア、バック)
- 片足スネーク(フォアのみ)
- クロス(フォアのみ)
- クロスロール(フォアフロント・バックビハインド)
- 両足スリーターン(フォア)
- ストップ(イの字、ハの字、逆T字)
- セミサークル(フォアアウト)
来月の目標
引き続きバック片足滑走と地味練。
片足バックは左足がまだイマイチ「いい場所」が見つけられなくて、うまくブレードに乗れていない。そもそもの「ブレードの取り付け位置はこれでいいんですか?問題」があってモヤモヤしてるから、誰かに相談しなくちゃなーとも思ってる。
バックの片足で自由にインサイドアウトサイド使って滑れるようにならなければ、この先の進歩はないと思うのです。だからこそ、時間かかってもいいから丁寧に、ちゃんと、やりたい。
来月は月初に個人レッスン(しかも30分!)があるので、みっちり先生に見てもらおうと思います。で、そのフィードバックやアドバイスをもとに、1ヶ月みっちり練習しようと思います。
来月こそ片足バック問題を解決してスリーターンの練習に入りたい。
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