大人のフィギュアスケート、成長記録(7ヶ月目・2019/12)

2019年6月にフィギュアスケートを始めて、7ヶ月が経過しました。サムサラです。

全日本選手権でしょーまが4連覇して、そりゃもう嬉しいのなんの。グレスピもDOMOも本当に素敵でした。

でも最近、何度もリピートしているうちについつい足元のエッジワークをガン見している自分に気が付きます。たぶん大人スケーターあるある。

成長記録のすべての記事の一覧はこちら

1ヶ月の練習時間

  • 週1回のクラスレッスン(60分)4回
  • 個人レッスン20分 2回
  • 自主練 14日

トータル36時間(累積264時間)

全日本選手権を見るために有休を取りまくって昼イチでリンク行ったり、個人レッスンの前日に有休を取ってリンク行ったりで、なんだかんだとたくさん滑れました。年末年始はひとりスケート合宿です。ひたすらリンク通いです。

以前は3時間以上の練習をすると背筋が効かなくなってきて変な転び方をしそうになったり、やれるはずのことができなくなってしまったりとグダグダになってたんですが、3時間以上練習もできるようになってきました。

途中でひたすら地味な練習を繰り返していて、それほど体力を消耗していないというのもあるんですが。どちらにせよ、集中してみっちり練習できるようになってきたのが嬉しいです。

来月から時短勤務になります。スケートの練習を毎日やりたくて、6時間勤務で今の収入を確保するためにフリーランスになろうと思って「退職します」と言ったら会社に引き止められ、お給料そのままで時短勤務に変更になりました。まさかお給料そのままで時短勤務に変更できるなんて思わなかった。なんでも言ってみるもんだな。「どうせ無理だろう」と勝手に思い込んでた。

というわけで、来月は夜に会議や業務がない限り、火曜日以外の週6でリンクに通います。毎日1時間半しか練習できないけど、毎日滑ることで成長スピードを加速させることがきっとできるはず。

片足スネークがわかってきた

7月の終わりごろからずっと練習しているフォアの片足スネーク。だいたいそれっぽいことはできているものの、長く滑り続けることができないでいました。

理由はわかってました。しっかり氷を押せてなくて、加速することができていない。だからどんどん減速して止まってしまうこと。

そして、ブレードの「良い位置」に乗れていなくて、バランスを崩してしまうこと。体重がブレードの前のほうに乗った時点で、ガツっとエッジが引っかかってしまったり、前につんのめるようにバランスを崩してリズムが崩れてしまったりするのです。

それが、インサイド/アウトサイドの良い位置に乗るという地味な練習を続けてきたのと、個人レッスンで言われて両足スネークでしっかり「氷を押す」ということを意識するようになって、ちょっと変わってきました。片足スネークでも氷を押せるようになってきたし、前につんのめることがなくなってきました。

リズムばかり気にしていたけど、リズム以上に「良い場所に乗る」が大切でした。良い場所に乗ることができているからこそリズムもキープできる。良い場所に乗っているからこそ、氷をいい感じに押すことができる。

いままで、なんだか怖くて「氷を押す」ができていなかったというのもあります。でも、両足スネークでその感覚をつかめてきたので、片足でも怖いと感じなくなってきました。

やっぱり基礎って大切です。

地味練の成果が出てきた

個人レッスンで先生から「ブレードの良い位置で滑る」練習のための地味練(私が名付けた)を8月に教えてもらい、ひたすら毎回練習し続けてきました。

最初の頃は、踏み出した足がガクガクいったり、変な位置に乗ってしまってバランスを崩したりしてました。今でも、練習のはじめの頃は身体のバランスを崩してしまったりすることはあります。でも、スムーズにスケーティングレッグを入れ替えることがだいぶできるようになってきたし、踏み出した足がガクガクいうことも減ってきました。

そして今月の個人レッスン。「だいぶいい場所に乗れるようになりましたね」とのこと。たしかに。「ワイルドピッチみたいなのなくなりましたよね」と私が言うと、「暴投はなくなりましたね」と先生。うん、同じこと言ってます。

どうやら先生はジャイアンツファンということが後日わかり、私がやたら野球で例えるのを違和感なく普通に受け止めてくれてそうだなと、ちょっと安心しましたw 私はご贔屓の球団はありませんがドアラ先輩のファンです。名古屋出身ですし。

この、踏み出した足がすぐに「ブレードの良い場所に乗れる」って本当に大切なことだなあと実感しています。なんというか、自分の足に対する信頼感が上がってきました(わかりにくいかw)

一か八かの状態で踏み出すのと、安心感を持って踏み出すのとでは、その後のクオリティももちろん違います。変な力も入らないし、最初の一歩がきれいに乗れればそのあともきれいに滑れることが多い。

地味だけど、ほんとうに大切な練習だなあと実感します。ずっと続けていくつもり。

祝・セミサークルデビュー

地味練はフォアとバックがあるのですが、私がうまくできているのはまだフォアだけ。バックは、蹴り出しがそもそも上手にできなくて、インサイド/アウトサイドに乗ること自体はけっこう得意なのに地味練として成立しないという良くわからない状態になっていました。

それを先生に話したところ「じゃあセミサークルやりましょうか」となりました。

いままで、大人スケーターがたくさんセミサークルを練習しているのを見てきたので、私も早くやりたいなーと思っていたとこ。先生によっては早い段階で教える先生もいるのですが、私の先生はいまのタイミングでした。

で、教えてもらったのがバックアウトとバックイン。

え、フォアは?
と思ったけど、いいです、バックから練習しますw

先月(11月)ブレードの位置を先生に調節してもらったり、片足滑走のときの体重の位置を個人レッスンで確認してもらったりして、先月やっとバックのフラットで片足で安定して滑れるようになってきました。

そしてセミサークル。蹴り出しが下手くそなものの、個人レッスンの時間中にRBOだけは先生の指示通りに滑れるようになりました。嬉しい。なにより、片足でバックで半円描けたことがうれしい。片足滑走にあんなに苦労したのに。

セミサークルも、もくもくと練習するタイプの私にはぴったりな練習です。スケートをうまくなるならコンパルソリーって、たくさんのスケーターが言ってる気がします。来月から平日の空いているリンクで練習できるんだから、たくさん練習しようと思います。

7ヶ月経過した私のレベルは?

ひょうたんや両足スネークなど基礎の見直しに力を入れていたので、新しいことにはあまりチャレンジしていません。その代わり、フォアの片足スネークがかなり安定してきました。

ロングサイドは余裕で滑れるようになってきたので、この調子でリンクをぐるぐる回れるようにしたいです。

今月練習する予定だったスリーターンは、セミサークルのバックイン/バックアウトが安定してきたらやろうかなと思っています。小さな円で、くるっとまわる練習くらいはしてみてるけど、まだまだ大きなセミサークルでやれる段階ではないなあと。

できるようになったこと

  • 片足スネークでロングサイド(フォアのみ)

練習中

  • オープンモホーク(RFI→LBI)
  • セミサークル(BO、BI)

習ったけど練習していない

  • クロスロール(フォアビハインド)
  • クロスオーバー(バック)
  • スリーターン(フォアイン、フォアアウト)

できること

  • ひょうたん(フォア、バック)
  • 両足スネーク(フォア、バック)
  • ストローク(フォア、バック)
  • 片足滑走(フォア、バック)
  • 片足スネーク ショートサイド(フォア、バック)
  • クロスロール(フォアフロント・バックフロント・バックビハインド)
  • クロスオーバー(フォアのみ)
  • 両足スリーターン(フォア)
  • スリーターン(LFI→LBOのみ)
  • オープンモホーク(LFI→RBIのみ)
  • ストップ(イの字、ハの字、逆T字)
  • セミサークル(フォアアウト)

来月の目標

平日に毎日滑りに行けるので、とにかく地味に基礎練習をやりながら、モホークやスリーターンも少しずつやっていきます。

まずは、バックのインサイド/アウトサイドに自由に乗れるように。これが安定してできるようになれば、やれることの可能性が広がってくるだろうなって気がしています。

バックの片足スネークも、まだ長い距離滑れないので、もう少し余裕で長い距離を滑れるようにしたいな。

成長記録のすべての記事の一覧はこちら