2019年6月にフィギュアスケートを始めて半年が経過しました、サムサラです。
もう半年、あっという間の半年。
ゼロからのスタートだったから、始めた頃から比べれば当然できることはたくさんあります。でも、やればやるほどスケートの難しさがわかるというか。奥深さを実感しております。
Contents
1ヶ月の練習時間
- 週1回のクラスレッスン(60分) 4回
- 個人レッスン30分 1回
- 自主練 12日
トータル 30時間(累積228時間)
平日に勤務時間調整で早上がりできた日が2日あったので、祝日含めて週3ペースで滑ることができた週が多くて、かなり幸せでした。
行ける日は全部リンクに行く、っていうスタンスで続けて半年。だいたい毎月30時間くらい。選手の子たちが週25〜30時間くらいって考えると、彼らは私たち大人より3倍〜4倍のペースで上手になっていくという計算。「子どもだから」習得が早いのかなって思ってたけど(もちろんそれもあると思うけど)、練習量がぜんぜん違ったわ。「大人だから」を言い訳にしちゃいけない、って、なんか反省しました。
平日5日間滑ってないと、土曜日の最初は足首がガタガタになります。
氷に慣れるまでの時間はだいぶ短くなったけど、足首がしっくりくるまで、だいたい1時間くらいかかります。
しっくり来ていないうちに片足スネークの練習を始めても力まかせに「ただやる」だけになってしまいそうなので、ひたすら地味にインサイド/アウトサイドのエッジにしっかり乗る練習を続けます。ときどき両足スネークやひょうたんを入れながら。
そうして「しっくり」きてから、まだまだ中途半端なデキの片足スネークの練習やクロスロールの練習を始めることにしています。
せめて週の真ん中水曜日に一度滑ることができれば、もうちょっとリハビリの時間を短くすることはできると思うのだけど。今年いっぱいはフルタイム勤務なので、週末中心に時々有給や早上がりをいれつつ頑張るしかないなと。
基礎はだいじ、とてもだいじ
最近、「ひょうたんをなめてたわ私・・・」って思いまして。ひょうたんをけっこう真面目に練習しています。
止まったところからひょうたんひと掻きでぐいっと前に進むってことが、私はとても苦手。教室のレッスンで先生がお手本見せてくれる、あの力強いひょうたんが、私はできてないなって思ったのです。
なんでだろう、なぜかひょうたんをなめてた。
フォアもバックも、ひょうたんを真面目に練習しています。足首まげて、膝を使って、ぐいっと力強く前進!力まかせにやるとバランスを崩すから、「良いところ」に「適切に」荷重することを意識して。
一番最初に習うのがひょうたんだから「初心者向けのかんたんな滑走方法」っていう思い込みがあったんだろうか。先生みたいにやろうと思うとなかなか難しいってことに気づいて、「スケート奥深いわー」となってます。
両足スネークも同じ。両足スネークも、なんとなくそれっぽいものができるようになった時点で、ちょっと安心してしまってました。両足が開かずに揃って滑れている「ように見える」段階で、「できるようになった」と安心してしまってました。
でも、先生のお手本みたいには滑れてない自覚はある。
個人レッスンのとき、バックの両足スネークで「体重をカーブの内側に入れて、もっと内側の足の上で立ち上がる意識で」って言われて、なんかピンと来ました。私は荷重がまったく逆だった。つまり、できていなかった。それっぽく滑ることはできていたけど、できてなかった。内側の足のアウトサイドに乗れてなかった。
それで、フォアもバックも、毎回の練習の最初に両足スネークをすごく丁寧にやることにしています。これを意識してみたら、片足スネークも少しずつ楽に「やれてる感」がある状態で滑れるようになった気がします。
基礎って本当に大事。ここを適当にごまかしていたら、たぶん私はこの先どこかで頭打ちになって、「うまくいかないよー」ってなっていたと思います。
個人レッスンは最高である
なにせ先生がすんごく忙しいので、8月以降はずっと月1回のレッスン。平日に有給を取ってレッスンを入れたり、なんとか月1回だけはキープしてきました。
もうほんとうに、個人レッスンが好きすぎるんですよ。
私だけを見てくれて、その場で的確にアドバイスをくれて、そのとおりにやってみると「お!できる!」となる感覚。これが好きなんです。(あと、先生だいすき)
「スケートを始めたばかりなのに個人レッスンなんて」って思っている人がいたら、すぐにでも一度受けてほしい。始めたばかりの人こそ個人レッスンがおすすめです。
自分で自分がどういう状態なのかを客観的に的確に把握できる人は、それほど多くありません。「なぜ」うまく滑れないのか、その原因を客観的に見てもらって、的確に指摘してもらう、だから上達のスピードが格段に変わります。
滑れるようになると楽しい。できることが増えると楽しい。その楽しさが分かる前に「スケートって難しい」ってなってしまったらもったいないな。そんなふうに思います。
来月からは月2回レッスンの予定が入っているので、今よりも上達のスピードが上がるんじゃないかなってちょっと期待。もちろん普段の自分の練習がなければ成長も上達もないのだけど、先生のアドバイスと自分自身の地味な努力があれば、確実に成長できる。
おとなになってからこんなにも自分の成長を実感できるチャンスって、なかなかないと思います。すごく楽しい。
いつのまにか習得していたモホーク
個人レッスンのときに発覚したのですが、私がフォアからバックに進行方向を変えるときに我流でくるっとしていたうさんくさいターンは、モホークというらしいですw
子どもの頃、家族で遊びに行ったリンクの上手な選手のおねえさんたちをみようみまねでまねっこして、フォアからバックの方向転換をえいっとやっていたのですよ。その延長の、うさんくさいターン。それがまさかモホークだったとはw
モホークがうさんくさいのではなくて、私のモホークがうさんくさいという意味ですよ、念のため。
モホークってもうちょっと違うものだと思っていたのだけど、私がやっているのもモホークだってことで。レッスン中に私がモホークでくるくるしているのに気づいた先生、「いまからモホークとスリーターンを全部説明します!4分で!!」と。レッスン終了直前の4分で一気にモホークとスリーターンの練習するときのコツと注意点を私に伝授。4分で!ぜんぶ!
変な癖が付く前に阻止してくれた先生、ありがとう・・。
6ヶ月経過した私のレベルは?
新しいことに挑戦するのではなく、基礎と、いままで「できているような気がしていたもの」のブラッシュアップに集中しました。ひょうたん、両足スネークはもちろん、なんとなく乗る位置が安定しないバックのクロスロールや、なんかまだしっくりきてないフォアのクロスロールなんかも。
ああでもないこうでもないと試行錯誤しつつ、時間をかけて丁寧にやっています。これが、いつかプログラムを滑るときにきっと活きてくるんだろうなって信じて。
できるようになったこと
- オープンモホーク(LFI→RBIのみ)
練習中
- 片足スネークで1周(フォア、バック)
- オープンモホーク(RFI→LBI)
習ったけど練習してない
- クロスロール(フォアビハインド)
- クロスオーバー(バック)
- スリーターン(フォアイン、フォアアウト)
できること
- ひょうたん(フォア、バック)
- 両足スネーク(フォア、バック)
- ストローク(フォア、バック)
- 片足滑走(フォア、バック)
- 片足スネーク ショートサイド(フォア、バック)
- クロスロール(フォアフロント・バックフロント・バックビハインド)
- クロスオーバー(フォアのみ)
- 両足スリーターン(フォア)
- スリーターン(LFI→LBOのみ)
- ストップ(イの字、ハの字、逆T字)
- セミサークル(フォアアウト)
来月の目標
ひたすら地味にインサイド/アウトサイドの「良いところ」に乗る練習は続けるとして。片足スネークで外周がまわれるくらいになりたいなと。そろそろ。
モホークは完全に手癖で右回りばかりやってしまうので、左回り(RFI→LBI)も練習し始めようと思います。左回りへの恐怖心があって、つい勢いで「えい!」とやってしまうのを、気負わずにスムーズにやれるようになりたい。
スリーターンの練習も、そろそろ再開しようと思います。基礎は少しずつ手応え出てきたので、スリーターンの練習を始めることで見えてくるものもあるだろうと。
そろそろ教室も上のグループにあがりたいし、いままでやってきたことを丁寧に磨いて、さらに新しいことを身につける1ヶ月にしたいなと思います。
教室って、なにができたら上のグループに上がれるのか、どうしたら上がれるのか知らないけど 笑
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